大山・三瓶山(2)
2016-04-29


禺画像]
三瓶山噴火口(外輪山の凹凸に男、女、子、孫の名が付く)

11月15日(雨のち晴れ)大山寺9:20−(米子道)−11:45三瓶山自然観察館駐車場(585m)11:57−13:32男三瓶頂上(1126m)14:00−14:45女三瓶(957m)14:55−16:03自然観察館駐車場16:10―(米子道)−18:00大山寺・山楽荘

11/15 まだ雨が降っている。午後から回復することはわかっているが、このまま大山に登る気がしない。天気は西から回復してくるので、先に三瓶山に登ることにした。メガソーラーの見学に出かけた合宿参加者と別れて、米子道を出雲まで走り、そこから国道を南下したのだがルートファインディングが悪く、想定以上に時間を喰ってしまった。とりわけ県道53号は最悪で、対向車が来たらえらいことになる恐ろしい道であった。それでもなんとか三瓶山北麓の自然観察館の駐車場に車を置いて出発。登るにつれてガスが切れてきて、麓の町と海岸線が見えるようになってきた。こんな低い山でもよく発達したブナ林の中を登っていく。山頂(男三瓶おさんべ)に到着した時にちょうど晴れて、出雲大社のあたりまで見渡せた。頂上はゆるやかな凸凹がある草原になっている。その南端までいくとスパッと切れ落ちた壁になっている。昼食を食べて女三瓶(めさんべ)を目指して出発。思いがけず両側が鋭く切れ落ちている細い稜線を下降していく。木が無ければかなりの高度感があるに違いない。ところどころにロープも張ってある。標高850mまで下ってから女三瓶(957m)に登り返す。TV中継用のアンテナが林立してなんとも味気ない山頂である。しかし、ここから見上げる男三瓶や緑色に光る火口湖の眺めは素晴らしい。三瓶山は10万年前に噴火して大きな火口が出来ている。その縁の凸凹に男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶という名前が付いている。男三瓶の山頂南端から見たのはその火口壁だったのである。
[山スキー・登山]

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