ウッドマイルズ入門セミナー
2006-06-03


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白石秀知氏(京都府農水部)からは、「ウッドマイレージCO2を組み込んだ京都府産木材認証制度」の紹介がありました。認証木材の初出荷が昨年2月ですから、まだ始まったばかりです。認証機関を環境NPO(京都府地球温暖化防止センター:多分、気候ネットワークの関連NPO)に依嘱したのがユニークなところでしょうか。認証木材を使用する工務店や設計事務所は「緑の事業体」として登録され、その看板を掲げたり、ホームページ上での検索が可能になったりするということです。実質的なインパクトが現れているのかどうかはまだ不明のようですが、意気込みや良し、頑張ってほしいものです。他府県への波及が望まれます。
 質問時間に糸土から、下流域も頑張る必要があること、ソーラー発電のように現状では決して得しないシステムでも身銭を切って導入を図るユーザーがかなりいること、そういう市民、ユーザーへ的確な情報を届けることが出来れば、国産材の展望も開けるのではないか、上下流域のまさに協働作業としてそれを進めて行きたい、ウッドマイルズはそのためのツールとして有効だと感じた、という旨の発言をしました。
 セミナー終了後に、熊崎さん、藤原さん、中島工務店の中島社長とエールの交換をしました。加子母の中島工務店訪問、美濃市の森林文化アカデミー見学なども出来そうです。みたけ・木曽川水トラストも頑張りましょう。

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